サンデー山口は新聞(物理メディア)ですが、サイドビジネスとして「それっCha」というブログサイトを運営していました。
ブログサイトといっても、サンデー山口が記事を書くわけではなく、プラットフォームとしてのブログサイトです。
つまり、ライブドアブログとか、アメーバブログのようなサイトです。
ユーザーはアカウントを作って、自分のブログを立ち上げ投稿するのです。
【それっCha】
2019年3月末に閉鎖
サンデー山口が運営している「それっCha」は2019年3月末で閉鎖することになりました。
チェックしてみると、今でも投稿しているユーザーはおられるようです。
中には2014年ぐらいからやってる方も。
早めにお引越しを
ユーザーの方は早めに記事のバックアップを取り、別のブログサイトへ引越してください。
無料ブログならライブドアブログやはてなブログがオススメです。
プラットフォーム型のブログとは?
「それっCha」が閉鎖される主な理由は、おそらく収益性が下がったからだと思います。
そもそも、「それっCha」のようなプラットフォーム型のブログメディアはどういうビジネスなのかをご説明します。
やまつーのような普通のブログの場合
まず、やまつー(当サイト)のような普通のブログの場合。
運営者がコツコツと記事を投稿し、読者を集め、広告で収益化します。
1記事書くのにだいたい1時間ぐらいかかります。
「それっCha」のようなプラットフォームの場合
「それっCha」のようなプラットフォームの場合。
運営者は、記事を書かなくても、ユーザーが書いた記事に広告を張るだけで、収益化できます。
たくさんのユーザーを集めれば、それだけビジネスとしていい感じになります。
たとえばアメーバブログとかだったら、1時間に1000記事ぐらい投稿されているんじゃないでしょうか?
これが、プラットフォームのすごさです。
ブログ全盛期は良かったが
プラットフォームは運営者が何にもしなくても、ユーザーが記事を書いてくれる。
なおかつ広告収益は運営者のもの。
とても美味しいビジネスのように思えますが。
ただし、ユーザーが集まらないと、どうにもならないというリスクがあります。
2005年~2009年ぐらいまでの、ブログ全盛期はみんなブログやってました。
でも、今はTwitterやFacebookがあるから、誰もブログなんてやってません。
おそらく、「それっCha」も年々ユーザーが減っていたんだと思います。
ユーザーはあくまで一般人
プラットフォーム型のブログに投稿するユーザーはあくまで一般人です。
サンデー山口は山口のニュースを発信していますが、それはプロだからです。
しかし、一般人が山口のことばかりを発信してくれるとは限りません。
したがってブランディング面で問題があります。
ブランディングが出来ていればやめなくて済んだかも
「それっCha」がプラットフォームではなく、サンデー山口のライターが記事を書く王道メディアだったら、やめる必要は無かったでしょう。
時代が変わり、ブログユーザーは減りました。
しかし、読者が減ったわけではありません。
むしろネットのユーザは年々増えてますから。
ブログの需要はまだまだあります。
逆に新聞はこれから厳しいんじゃないでしょうか。
山口のメディアが次々に休眠中
やまつーも一応メディアなのでw
いろいろ同業者を調査するわけですよ。
(同業者と言ったら怒られそうですgふぁ)
しかし、こちらの記事でご紹介した山口の地域メディアは軒並み休眠状態です。
う~ん。
しかたない、やまつーが山口をハックするとするか!