山口ってなぜか地味なんですよね。
先日、大阪にいる知り合いと、山口の話題になった時に言われた言葉。
へ~、山口。
…って四国?
これ、ほんとなんですよ。
実は、僕もかつては同じ感覚でした。
僕も大阪出身ですが、初めて山口に行ったとき、何回も地図見ましたからね。
「本州の端っこ」とわかっていても、しばらくたつと「え?どのへんやったっけ?」とわからなくなる。
地理のテストでも、山口って難問じゃなかったですか?
「47都道府県全て答えよ!」という問題で、46県わかった。
あと1県どこだ???
答え:山口
みたいな。
「人の意識に作用するバリアを張ってる?」と思わせるほどです。
これ?
名前のせい?
日本人の心理で、名前が地味なのかもしれません。
「山口」って画数がひらがな並みに少ない二文字で構成されています。
すごくシンプルで良いんですが、インパクトは薄いですよね。
でもそれは日本人的な感覚じゃないかなと思います。
もう一度、よく見てください。
「山口」って左右対称でかっこよくないですか?
記号的というか、スタイリッシュなロゴのようにも見えます。
海外の人がみたら「クール!」ですよ。
たぶん。
知らんけど。
山口はかなりポテンシャル高い
山口は人工物は少ないんですよ。
というか、ほぼ無いです。
その代わり、自然の造形がすばらしいです。
何気に絶景が多いんですよね。
秋吉台みたいな3億5千万年前の風景もあれば、角島みたいな「え?海外じゃないの」な風景もあり。
あと、県庁所在地(山口市)がやたら山に囲まれていて「まさに山口」という風景も素敵です。
山口といえば、日本に文明開化をもたらした明治維新の旗頭ですよ。
でありながら、その県自体は文明より自然が豊かというパラドックス。
それがいい。
「山口?なんもないやん!」に対する反論
ある人から、「山口?なんもないやん!」って言われた事もあります。
しかし、私は言いたい。
いやいや、何も無くないから!
それはあんたの価値観だから!
実際に、もう「物が豊か」であることを良しとする時代は終わりですよ。
「ガイアの法則」によれば、これからは「精神の時代」ですから。
これについては、改めてこちらの記事で言及します。